「イクボス」生駒:イクボス宣言企業紹介

生駒市

小紫 雅史

働きやすい職場環境にするために

ワーク・ライフ・コミュニティのハーモニーのあるDiver「C」ityをめざします!

より一層厳しい自治体経営が予測される少子高齢化時代にあって、行政に対するニーズは年々複雑化・多様化しています。このような中、持続可能なまちづくりを進めるため、生駒市では「自治体3.0」を目指しています。すべての市民ニーズを行政がかなえることは現実的に不可能です。そこで、職員が地域に飛び出し市民とともに汗をかきながら協働を進め、市民がまちを楽しみ、自ら楽しくする主体となってまちづくりができる自治体こそが、今後厳しい時代でも生き残ることができる、それが「自治体3.0」です。「3.0」を実現するためには、働き方改革の取組を進めて生まれた仕事以外の時間を活用し、より多くの職員が地域におけるサードプレイスを持つことが必要であると考えています。そして、働き方改革をとおして「ワーク」と「ライフ」に加えて「コミュニティ」との調和・融合を進め、多様な働き方・生き方を認め合い、支えあうDiver「C」ityを目指します。

ボスのライフワーク

座右の銘・好きな言葉
「自治体3.0」 市民と行政がともに汗をかくまちづくり

「自治体3.0」を生駒で実現し、全国に展開する。

イクボスの取り組みの現状と具体策について
(1)時間外勤務の削除に向けた取組
・「時間外勤務命令の指針」に基づいた週休日勤務の原則振替、ノー残業デーの徹底など
・「プレミアムノー残業デー」の実施
・市全体、各部単位での時間外勤務の時間数の目標管理の実施
・係長職以上の人事評価項目に時間外目標設定を義務付け

(2)子育て職員への支援体制強化
・職員の子どもが親の仕事を見学・体験する「子ども参観日」の実施
・奈良県内初の産官学連携によるイクボス宣言
・労使連携による「生駒市ワーク・ライフ・コミュニティ・バランス推進 労使宣言」
・「仕事と子育て両立支援ハンドブック」の作成、全職員に配信
・管理職を対象に「イクボス研修」の実施
・管理職の人事評価項目に、育児職への配慮を設定
・育休職員が、休業中でも参加・情報共有ができるコミュニティサイトの立ち上げ

(3)公共性のある組織での副業を促進
・職員の地域活動への積極的参加を促進し、公共性のある組織で副業に就きやすくするため、職員が職務外に報酬を得て地域活動に従事する際の基準を策定(基準では、本来の職務遂行に支障をきたさないことや関係団体との特別な利害関係が生じるおそれがないことなど複数の条件を設定)

宣言書

宣言内容
1 休暇・休業制度の利用しやすい環境を整備し、配偶者出産休暇、妻の産休中育児休暇の取得率100%を目指します。
2 子育てと仕事の両立を支援するハンドブックを面接と合わせて活用し、出産及び子どもの誕生を迎える職員のサポートを強化します。
3 市からの情報発信の機会を増やし、育児休業中の職員の支援を強化します。
4 業務の効率化等により、時間外勤務を縮減し、働きやすい職場環境をつくります。
生駒市
  • 奈良県の北西部に位置する生駒市は、面積約53平方キロメートル、約12万人が暮らす住宅都市です。
    大阪都心部まで電車で約20分。交通アクセスの良さと緑豊かな住宅環境を活かして、大阪のベッドタウンとして発展してきました。
    まちに愛着を持ち、参画する「いこまファン」を増やすための広報やシティプロモーションに注力しており、すべての情報発信において「市民の共感」を得ることを大切にしています。
  • 生駒市

  • 生駒市東新町8番38号
  • URL:http://www.city.ikoma.lg.jp/

みんなで創る、日本一楽しく住みやすいまち・生駒を目指して

みんなで創る、日本一楽しく住みやすいまち・生駒を目指して

少子高齢化が急速に進むなか、複雑・多様化する市民ニーズの解決にむけ、行政とともに市民にも一緒に汗をかいていただくまちづくりを進めています。
また、本市には、優れた知識や技能を持った女性が多く居住していながらも就業率が低く、その高いポテンシャルを活かしきれていないという現状等を鑑み、本市では、子育て層、特に女性をターゲットとして、『女性が活躍しながら、安心して2人目、3人目の子どもを産み、育てられる先進的住宅都市・生駒』を実現することで、出生率の向上と子育て世帯の定住促進・転入増加を目指しています。また、今後も、今まで以上に市民の皆さまとの連携を強化し、「市民力」を生かしたまちづくりを進めていきます。そして地方創生時代にふさわしい次世代の住宅都市として全国のモデルとなるよう、職員が全力で市政運営に取り組みます。